おふたりがこだわった料理は、
とっておきのおもてなしになります。

第一ホテル両国でフレンチの料理長を務めております、山本です。第一ホテルの厨房で仕事をして40年になります。これまでフレンチひと筋でやって参りました。今では、ご婚礼のコース料理はもちろん、ディナーショーやケータリングなど、ありとあらゆるメニューをプロデュースさせていただいております。最近、ご婚礼の基本のコースメニューを総リニューアルしました。彩り鮮やかに、新たな時代感を取り入れたつもりです。40年続けている今も、日々勉強です。長年の感覚を研ぎ澄ませつつ、20代の若いスタッフの意見も取り入れながら、“今”らしさをお料理で表現できるように努めております。

ご婚礼のコースメニューを考えるにあたり、当ホテルでは“ガストロ”というスタイルを打ち出しております。“ガストロ”とは「美食家」の意味――メニューにないものをオーダーする究極の美食家という意味になぞらえて、新郎新婦のおふたりのご要望に応えながら、柔軟にメニューを作り上げていくというスタイルに、“ガストロ”という名前をつけました。お料理のお打ち合わせの時には、私が直接おふたりとお話をさせていただきます。まず、旬の食材や華やかな色合いをふんだんに盛り込んだお料理について、基本的なご説明をします。その上で、ゲストにアレルギーのある方や歯が悪い方がいる場合の別メニューのご提案から、「オリジナルのメニューを取り入れたい」というアイディアを具体的にカタチにするお手伝いまで、おふたりのご要望にとことんお応えしています。

「料理人はただ決められた料理を作っているだけではダメ」、これが私の信条です。ですから、実際におふたりにお会いして、おふたりのアイディアを取り入れた料理をつくることができるのは、本当に楽しい作業です。たとえば、「実家で作るネギを食材として使った料理を作ってほしい」、「僕は豆腐屋の息子なので、何か豆腐を使ったメニューは入れられないだろうか?」など、漠然としたアイディアでも結構です。なんでもご相談ください。実際、これらのリクエストから試作を重ねて、オリジナルメニューをご提案してきました。いろいろな食材を使い、新たなメニューを考えることは、私自身にとってもとても楽しいことなのです。ぜひ、お互いに楽しみながら、こだわりのコース料理を作り上げていきましょう!

フレンチひとすじとはいえ、若い頃は、料理人としてのスキルや感覚が偏らないようにさまざまな調理場を経験させていただきました。朝食、ランチ、ディナーなどを担当しながら、時にお刺身のリクエストがあれば、魚をさばいてお造りに・・・。この貴重な経験が今につながっているのを確かに実感しています。そして、シンプルですが「おいしい!」というお客さまのお言葉が、私にとっての何よりの褒め言葉。その言葉に甘んじることなく、味にもさらに磨きをかけて、もっともっとみなさまに喜んでいただきたいと思っています。





